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製薬企業は主に医薬品を開発・販売することを目的にしているため職種は開発部門から販売戦略そして販売部門と幅広くなっています。医薬品は以下のような工程をふみ、病院は薬局などで処方されるという形になります。

創薬研究:
(バイオ学者、有機合成学者など)創薬から発売までは5000分1とも言われ、1 品目 1000億円かかるとも言われている。メバロチン(三共はヒット製品)の開発を何度も諦めかけたが、開発から発売まで17年かかったとも言われている。ペニシリン、ミノキシジール(育毛薬)など偶然の発見も多い。前臨床研究 :
創薬で見出された物質の薬効薬理を人以外の動物などを使って実験する。薬理部:
( GAP )=創薬された物質を細胞( In vitro )や動物( In vivo )に与え、薬効があるかどうかを調べる。国内企業は実際に日本で実験しているが、外資は海外された実験結果を読み、申請資料を作成している。獣医師、薬剤師などが多い。安全性試験:
(毒性) GLP 、 SOP に従って創薬された物質を動物へ与え、毒性の程度を調べる(急性毒性、亜急性毒性、慢性毒性、生殖毒性= Segment、一般毒性など)。1人前になるには10−20年かかる。最近は海外で実施する方が安いので海外で実施する。日本では海外で実施された論文を読み、申請資料を作成する。獣医医が多い。薬物動態:
=ADME吸収、分布、代謝、排泄を調べる。経口投与で吸収されるか。注射でなければだめか。体内のどこへ分布しているか。どの程度の早さで体内から排泄されるかを動物および人で調べている。薬学部出身者が多い非臨床研究
製剤開発:
半減期の短い薬物を徐方錠にして1日3回投与を1回にしたり、注射剤を経口にしたり、貼付薬にしたりする。薬局法の改正と製剤拠点集中から日本で製剤開発しない会社が増えた。安定性試験:
製剤開発された製剤を分析したり、安定性試験(0、1、3、12カ月、2年、3年間)を実施する。 USP などを申請資料に使えるようになったので、試験が簡素化された。需要は少ない。CMC:
(製剤開発+安定性試験 ( 分析 )の 申請書作成)製剤の 品質管理( QC )
製剤の 品質保証 ( QA )
上記前臨床と非臨床を合わせて前臨床と言う事もある。
臨床開発(フェーズT,U A, U B, V)
Phase 1は健常人で少量から実施し、高容量、長期(2週間)=連投とも言う。血中半減期を見て、患者への投与量を決める。1日の投与回数を決める。Phase U A =対象患者に少量から投与し、安全性(副作用がでないか)を確認する。
臨床薬理:
Phase1 と Phase U・・・ A で薬物動態、薬物代謝などを研究する業務。人種差を検討し、臨床試験を省略する努力をする。それを bridging study という。Phase U B ・・・対象患者に投与量を増量し、有効性(効果)を検討し、1日の投与量を決めるPhase V・・・類似薬効の薬剤がある場合はその薬剤と比較検討する。ない場合はプセボと比較する。一般には DBT = double blind test =二重盲検試験をする。これらを推進するために多くのチーム、専門職がある。
プロジェクトマネジャー:
(開発企画)=開発プログラムを作成し、開発部内各部門へ指示し、推進する。 Leadership が必要。CRA:
プロトコール(試験計画書)、同意書などを作成する臨床開発部員(主として内勤)モニター:
医師へプロトコールなどを説明し、治験症例を促進する臨床開発部員。経費節減から CRO へ委託する会社が増えたデーターマネジメント:
回収された症例記録書(CRF)を入力し、データを作成する。 CRO へ委託し、 CRO は海外で実施する会社が多い。外資は本社へ実施する会社も増えた。統計解析:
入力されたデータを解析し、グループ間の有意差を検討する。 SAS プログラムを使う。臨床の品質管理 QC:
臨床開発部内におかれ、臨床試験の結果の CRF などチェックしたり、 GCP 、 SOP に従って試験があれていたかを Check する。 QA に出してしまうとすべて厚労省へ報告しなければならいので、未然防止策としておいている会社が多い。臨床の品質保証:QA
治験された症例のカルテと CFR との間の差異がないか、 GCP の SOP 通り治験されているかどうかをチェックする。メディカルライター:
治験結果の報告書、申請概要書、海外論文の評価・翻訳開発薬事:
薬事法に精通し、非臨床、前臨書、臨床開発などすべて開発業務アドバイスし、サポートし、厚労省と交渉する。医薬情報
安全性情報:
有害事象(副作用)と薬の関係を解明する。その調査は医師からの直接報告、 MR を通じての報告、学会雑誌、海外副作用報告( CIOMS )などを薬との因果関係を調査し、厚生労働省へ決められた期日内に報告、外資は本社と協議、社内で徹底する。添付文章へ反映する。市販後調査:
市販後の有用性(有効性+安全性)を調査する。市販後調査計画を厚労省へ提出し、その計画を推進する。また市販後直後調査(販売先の全施設の有用性)をす る。薬が使用された全例を母集団として安全性(副作用)数を疫学的に評価する。その薬が使用された患者の有効性(効果)と安全性(副作用)を調査し、治験 の症例で当局へ報告したものと同じであったかどうか調査し、分析(解析)し、報告する。学術情報:
MR,および医師から直接聞かれた学術的質問に答える。また製品に関するマーケティング部門に有用情報を提供する。会社によってはマーケティング部、営業部に所属する。営業:
販売に責任を持つ。病院、 GP 、調剤薬局を訪問するMR
( 35 才までの募集が殆ど)または営業所長候補も時に募集特約店担当部員:
特約店施策を考え、推進する。マーケティング
プロダクトマネジャー:
担当製品の販売予測、販売戦略を考え、営業へ提案する。市場調査:
IMS データ、自社調査などを分析し、自社の位置づけなどを報告する。販売促進:
販売促進のためのパンフレット、製品広告などを作成する。事業企画部:
会社の長期成長戦略を考え、自社の強化するべき、治療領域を決め、創薬部門の強化、開発製品プライオリティ、ライセンシングなどを提案する。ライセンシング:
他社へ製品の導入、不要製品の売却生産部
製造:
製品の生産、薬事法の改正により会社は製品の販売の承認を取り、生産は委託できるようになった。他社へ生産を依頼する会社が増えた。技術:
動力+設備+補修包装:
製剤を包装する。ロジスティック:
商品・材料の輸入、製品の輸送を担当製品の品質管理:
分析製品の品質保証:
GMP の SOP 通りに生産されているどうか査察する。